“辞める” or “続ける”
2択以外にも、選択肢があります。
きっと、ここに来てくださったあなたは、
教員を辞める、辞めないで迷っていると思います。
中学校教員時代の私も、
同じように何度も何度も迷いました。
まず、中学校教員時代の私の話をさせてください。
10年前の私は、
頑張っているのに苦しい。
自分より仕事を優先する日々に虚しさを感じる。
周りと比べて自分を責めてしまう。
女性ゆえの悩みもありました。
でもそれを、私は相談ができませんでした。
ここから逃げたいと思う。
辞めたいより、逃げたい。
でも、転職したいわけでもない。
先生の仕事は好きだから。
辞めるか、続けるか。
悩みながらも、
辞める未来を想像できずにそのまま働き続け、
卒業式で教員の喜びを感じ、翌年度を迎える。
その繰り返しでした。
ところが、コロナ禍での異動を機に、
辞めるか、続けるか。
再びその2択しか見えなくなった私は、
心身の限界を感じ、退職を選択をしました。
正直に言うと、
自由になる未来だけを求めて、
辞めた先の未来を描けないまま、退職しました。
辞めたら、自由になりました。
開放感でいっぱいになりました。
色々な経験をして、そこでようやく気づきました。
教員は制度的にもとても恵まれた仕事であり、
やりがいがあった。
教員を演じる自分が大嫌いだと思っていたけれど、
私は教員の仕事が好きだったということ。
そして、
学校で楽しく働きたいと思っている自分がいること。
「今の私なら、教員でも楽しく働けるんじゃないか?」と、心の奥で思っていることにも。
そうして、退職から2年後、
再び学校現場に戻り、3年間働きました。
昔の私は信じないかもしれないけれど、
仕事も人生も楽しいと、
毎日笑っている私がいました。
不思議なことに、職場での人間関係や残業など、かつて苦しいと思っていたことが、なくなっていました。
仕事後も土日も充実するのは、仕事のおかげ。だから仕事も頑張れるし、楽しい。
同僚との関係も良好で、仕事の充実感が増しました。
「教員でも、こんな働き方、生き方ができたんだ!」
という驚きとともに、
「こうやって変われるなら、教員を辞めなくても良かったのに…」と思ったのも事実です。
これを、過去の私のように悩む先生方に伝えたい。
そう思い、起業する道を選びました。
なぜなら、
「今の仕事のまま、変われる」
と思うからです。
ここまで読んでくださったあなたには、
私のように遠回りをしてほしくない。
退職・転職する、続けるに関わらず、
理想の未来を思い描いてから、選んでほしい。
この願いの根底には、
「あの時、辞めたから今がある!」と思う気持ちと、
「辞めなくても、“コレ”を知っていたら、先生のまま変われたよね・・・」と思う気持ちもあるのです。
「価値観が、自分を苦しめている」
当時の私は、その意味がわかりませんでした。
私を苦しめているのは、学校だ。
そんなふうに思っていたから。
でも、退職してからの1年間に
漁業、農業、海外、花屋etc…
学校の外でいろいろな経験をする中で、
少しずつ、その言葉の意味がわかってきました。
「私、自分で自分を制限していたんだ…」
環境を変えたら、
制限を外しやすいかもしれない。
でも、環境を変えなくても、
自分で外せる制限がある。
そして、環境を変えたとしても、
気付かなければ、自分の制限はついてくる。
そう気付き、
私は学校現場に戻り、確かめることにしました。
”捉え方”を変えた私が、
同じ「教員」という仕事をしたら、
どうなるだろう?
そこからの3年間は、
以前とはまったく違う3年間になりました。
以前の私は、
「先生なんだから」
「担任だから」
「こうあるべき」 に縛られ、
自分を後回しにしていました。
一度教員を離れ、
自分の気持ちや働き方と向き合い、
その後もう一度、学校現場へ。
そこで大切にしたのが、
「私はどうしたい?」から選ぶことでした。
続ける。離れる。減らす。変える。
答えは一つではありません。
大切なのは、 自分が納得して選べること。 Bloom&Shineでは、
「先生」である前に
ひとりの「わたし」として、
自分の人生を選べるよう伴走しています。